ゲス女現れる
天災中学校に1人の女子が転校してきた
名前はゲス女
今時この名前は普通だ
前の世代の人たちはキラキラネーム
とか言ってたけど
今では前の世代の奴らの方が
キラキラネームだ
なんだよ、”かずき”とか
”かずのこ”の方がかっこいい名前じゃん
先生『 このクラスに新しく来たゲス女さんだ。キティさんの隣の席空いてるから、そこにゲス女さん座りなさい』
ゲス女『 よろしく、分かりました』
キティ『 ゲス女さん、私キティ。よろしくね』
ゲス女『 よろしく』
ゲス女はにこりとも笑わない。
あんまり、笑わないのかな?それとも緊張してるとか?話しにくい子だったら気まずいなー。と心配だったキティ
先生『 では、今日は実力テストを行います、一限目は国語からだ』
ゲス女の周りの空気が一気に冷えた
彼女は何も言わない
ただ、表情は死人のようだ
顔色が真っ白になっている
ゲス女『 暗記パンほしー』
暗記パンとは暗記したいページをパンに押し付け食べると暗記できる便利な未来道具だ、今はまだ発明されていない
ゲス女はとても分りやすかった
笑う表情は分かりにくいけど
”嫌いなのだけ”はすごく分りやすい!
キティは察した
ゲス女さんは勉強はかなり嫌いで
テストとゆう話題だけで
顔色が悪くなるほど嫌いなんだと
見ていて面白い。特にテストの時の表情
遠くを眺めてるゲス女から
目を離せないキティである
テストも無事終わりクラスの人たちは
楽しそうに雑談している
テストの後の空き時間は授業後の空き時間よりも皆テンションが高い
テストとゆう避けられない問題から
開放された後の清々しい気持ち
だが、ゲス女さんはゲッソリしている
キティ『ゲス女さん、やっとテスト終わったのにどうして元気ないの? 』
キティはゲス女に話しかけるが反応がない。反応ってゆうか
ゲス女『 、、っは!ごめん、寝てた』
ゲス女は勉強の雰囲気がすると
目を開けたまま眠ってしまうのだ
キティ『 え?寝てたの?用紙に名前書いてないの?』
ゲス女『 そうだねー、やっちまったー』
やっちまったーってゆう言葉に焦りを感じない、ゲス女さんの表情は日常会話を話している時と同じ無表情だ
名前を書いてないのに焦りもしないゲス女に、キティの方が焦りを感じる
キティ『 名前書かないと0点なんだよ?!適当に記号問題とかやってれば10点はとれたかもしれないのに!先生に言わないと!』
ゲス女『 大丈夫、解答用紙白紙だから。名前書いても0点』
先生『 ゲス女さん!!テストに名前書いてありませんよ!!名前書いて下さい!』
ゲス女『 はーい、やば、ねむ、、』
キティはこれからこの人は
どうなってしまうんだろう。とゆう
不安しかない
だけど不思議だ
もう少しこの人がどんな風になっていくのか見てみたい
キティ『 ゲス女さん!勉強しよ!』
ゲス女『 zzz....』